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2009年3月14日 (土)

千住真理子ヴァイオリンコンサート。

0003 先週の日曜日、行って来ました。市主催、市立文化会館というローカルなセッティングのお陰で1人\2500円という信じられないチケット代金。最初は毎週火曜日に運動に行っている市の体育館のポスターを発見し、「G線上のアリア」やパッヘルベルの「カノン」などと言った、好きな選曲に目を付けてチケット発売を待ちました。

市の主催なので、チケットピアやローソンなどではなく、会場の文化会館と近くの公民館でのみチケットが買えます。発売日の昼過ぎにその公民館へ行ったら、もうほぼ半分近く売れていた。さすがにこのクラスのアーチストがこの値段では、きっとすぐに完売でしょう。

で、当日。開場は午後2時、開演2時半と楽チンなスケジュール。さぁ、ドキドキしながら開演を待ちます。色々コンサート見てきたけれど、バイオリン+ピアノだけというのは、これが初めて。

最初の「G線上のアリア」、その最初の音を聞いて思わず「えっ?」と思いました。目の前にあるのは1本のバイオリンと1台のピアノだけなんだけれど、音の広がりというか、初めてステレオ(モノラルではない)の音を聞いた時のような不思議な感覚です。

2曲ごとに千住真理子さんのMCが入りますが、その言葉を借りると、いわゆるクラシック音楽と言うのはマイクやスピーカーなどを通さない生の楽器の音を聞くものであり、そのため、それらPA装置を通してしまうと消えてしまうような音、音にならない空気の振動なども感じるものであること。あぁ、最初に聞いた時の感覚は、コレだったんだ。

更に、彼女が使っているバイオリンは300年前(「30年前」のミスタイプじゃないです)のストラディバリウス、弦はガット弦、それも普通のクラシックギターに使うナイロンなどではなく本当の羊の腸で作られたもの、更に弓に張る馬の尻尾も、そのためだけに飼育された白馬の尻尾の毛でできているという、徹底したホンモノの追及振りです。

しかもソコから演奏されるのは、やはり200~300年前に作曲され、尚且つ現代でも色あせることなく受け継がれてきた名曲中の名曲。試しに「classic」という言葉を改めて調べてみると、「古い」という意味よりも、「一流の, 模範的な, すぐれた」などという意味の方が強いらしい。

蘊蓄はこれ位にして。演奏はとても素晴らしいものでした。あまりの気持ち良さに思わず眠たくなってしまいます。眠ってしまうのも、それはそれでとても贅沢な楽しみ方だと思いますが、何せ貧乏性なのでまぶたを食いしばって(?)聞きます。

曲目も、誰もがどこかで一度で聞いたような曲ばかり。でも、これはバイオリンを練習する人なら必ず練習するという曲、休憩前の最後に演奏されたヴィターリの「シャコンヌ」という曲には圧倒されました。バイオリンを弾く上でのすべてのテクニックが入っているとの解説通り、ギターで言う所のアルペジオやオクターブなど、ありとあらゆる奏法が出て来ます。ロックギターの速弾き以上に、パフォーマンスとしても見て楽しめました。会場で売られていたCDにもこの曲は入っていませんでしたが、後で音だけ聞いてもこの感動は分からないと思います。

あっと言う間のコンサートも終わり、お約束?のサイン会にもモチロン参加。やはりステージで見るよりもずっと小さくて華奢な方でした。後で調べたら、年齢もウチらとあんまし変わらないし、よく頑張っています。

今まではいわゆるポップスのコンサートに行くことが多かったけれど、これからはもっとクラシックにも目を向けてみよう。そこの障子を開けてみよ。世界は広いぞ。もっと、色々、沢山の良い音楽を聞いてみたいと改めて思いました。

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