« トラック諸島・ダイビングツアー その2 | トップページ | トラック諸島・ダイビングツアー 番外編 その1 »

2012年11月22日 (木)

トラック諸島・ダイビングツアー その3

ダイビング3日目、早くも最終日。1本目、神国丸、タンカーで航空母艦に海上給油をしてたらしい。

Pb015314ここも他の沈船と同様、沈没後70年を経て、かなりの海藻類、イソギンチャクが根付いて魚も沢山集まってます。正にwreck、廃墟です。

Pb015291

大きなテーブルサンゴ(かな?)。これが70年という月日を物語っています。

Pb015324

Pb015345

この3本の丸いモノがある四角い箱は、6Vのバッテリーかな。今でこそほとんどの車は12Vの電源で動いてますが、大昔のフォルクスワーゲン(通称『ビートル』)の中には6Vの車も見掛けます。沈船の内部にはこのような今でも身近なものが沢山見られ、例え海草に覆われ魚が群れを成していても、以前は自分達と同じ人間がここで生きていたのだとまざまざと感じさせられます。

Pb015328

ふと上を見ると、大きなクラゲ!。海水浴場では厄介者ですが、ウェットスーツで体のほとんどを防御していればそんなに怖くない。ってか、半透明の体、何考えてるのかワカラン動き、きっと仕事のストレスなんか無縁なんだろうなと思うとちょっと羨ましい。

2本目までの休憩、スノーケリングで見られる零戦。

566170_285686731552850_1676060756_nハイ、コレが私です。この角度からだと足が長く見えます(^_^;)。

撮影は同行のK氏。この姿勢で膝が曲がってるのはホントは今一効率的ではないフィンの使い方ですが、今正に探検に向かう雰囲気をうまく撮って貰えました。

Pb015358_2主翼の20mm機銃(かな?)。いつも通ってる歯医者の待合室には戦記物の漫画や雑誌なども置いてあり、それによると零戦という飛行機は既存の技術の良い所を寄せ集めして、軽量化のためにパイロットを守る防弾装甲を省略したことで抜群の運動性を得たらしい。運動性の点では確かに名機かも知れないけれど、一式陸攻と同様、人間を軽視した設計はどうかと思います。

赤紙一枚で召集された素人の中からデキの良い者を選んで一人前のパイロットにするためのコスト、パイロットの背中を見守る家族のことを考えたら、とてもそんなに安易にパイロットを使い捨てるような設計は出来んでしょ?、パイロットを失うってことは、高価な機体も失うことでもある。しかも相手は資源も物資も、人口に比例して賢い設計者も沢山輩出できるアメリカ。どう考えても、勝ち目は、無い。機体を反転して沈んでる様が、涙を誘います。

2本目、初日に潜れなかった富士川丸、イントラさんが私の悔しい気持ちを察してくれたんだと思います。Pb015400今回潜った船は、大体どれも元々は軍用に作られたものではなく、後から徴用されたもので、形ばかりの武装として船首と船尾に大砲が取り付けられています。でも、たった2門の大砲で、一体どんな敵に対抗できるのでしょう。特に時代が進むに連れて、いわゆる大艦巨砲主義では航空機による攻撃には歯が立たず、この船の乗組員も、こんな大砲だけでは成す術もなく沈められて、さぞかし無念だったことでしょう。

Pb015371
この景色、見覚えのある方も多いと思います。そう、映画『タイタニック』で、タイタニックが完成した当時の絢爛豪華な船室内と、現在の海底に沈んでる光景がオーバーラップしているシーン。それが、この富士川丸で撮影されたんです。コレ、ダイビングやってない人には、ちょっともったいなくて見せたく無かったんだけど(^_^;)。

Pb015427モチロン魚も沢山。当たり前のように住んでます。


3本目、今回のツアーのラスト、シャークアイランド。名前の通り、鮫が沢山集まって来るポイントです。

Pb015473
紹介を忘れてましたが、後姿はボートの船長にしてダイビングのガイドのナミさん。ボートの船外機は若い青年が操縦、ナミさんは船首に立って青年に手振りで指示を出します。

Pb015494

Pb015487_3

この写真は鮫の鼻先が切れてる失敗作だけど、こんなにも近くに、カメラが間に合わない位近くまで鮫が寄って来るんです。何もせずに海底に膝立ちして待っていると、鮫も人間に会うのが面白いのか、当たり前みたいな顔して近付いて来ます。体長2~3m位かな、結構大きい。ちょっと怖い。

Pb015491

何分コレが今回最後のダイビングなので、鮫ばっかに目を取られていてはもったいない。初日のサンドパラダイスと同様、ここも全面砂地の海底、所々に珊瑚やイソギンチャクの付いた岩があり、そこに色とりどりの魚が集まってます。図鑑で見られるようなベタな写真でも、やっぱ自分で撮ってみたい。

<続く>

|

« トラック諸島・ダイビングツアー その2 | トップページ | トラック諸島・ダイビングツアー 番外編 その1 »

コメント

零戦の装甲をいったら桜花は?回天は?ダイバーなら伏龍は?ってことになります・・・戦争ってホント、嫌ですね

タイタニックのロケに使われたなんて聞いたら、ますます潜りたくなるじゃないですか!写真で見る海中と潜ってみる海中とでは、天と地との差がありますから出し惜しみしなくても大丈夫ですwww

ただサメと一緒には潜りたくないな~ウツボですら嫌ですから(;ω;)

投稿: パーちゃん | 2012年11月22日 (木) 14時43分

>もったいなくて見せたく無かったんだけど

小さなコトを言わないで
ドーンと構えていきましょう!(^∇^ゝ

投稿: ジオ | 2012年11月22日 (木) 22時48分

>パーちゃん

天と地の差、ってか海面の上と海中の差なんスけど(当たり前か)。他にも陶器の洗面台などは一目で分かる物も所々にあり、ここは単なるダイビングポイントじゃないという気がして来ました。


>ジオさん

イヤイヤ、ネットに出してしまうとあたかも簡単に潜れて見られると誤解されないか、ちょっと心配。

投稿: キタキツネ1100 | 2012年11月22日 (木) 23時50分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/207968/56164171

この記事へのトラックバック一覧です: トラック諸島・ダイビングツアー その3:

« トラック諸島・ダイビングツアー その2 | トップページ | トラック諸島・ダイビングツアー 番外編 その1 »